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新しい道
〜ホームヘルパー
(訪問介護・在宅介護)体験記〜

2005年、4月。新しい季節の始まりです。道端にも色とりどりの花が咲いて、風景が賑やかになって来ました。

この4月、私も新しい仕事が増えました。

同じ利用者さん、同じ内容の仕事です。

どこが違うって?・・歩いていく道が変わったのです(笑)。新しい道を歩くことになったのです(笑)。

なんじゃそりゃ〜、と言われるかもしれませんが、道が変わるというのは大事なのです。私にとっては。



・・そう、私は大変な方向音痴っ(笑)。


なので、数日間、練習しようと思います。ぎりぎりの時間で移動しないといけなくなったのです。

利用者さんは「急ぐ」ということが出来ない方です。

小走りも絶対にしません。ご家族の方はそれにとてもイライラされているそうなのですが。確かに全てのことが全てスローペース。

でもいいじゃあないですか、スローライフが提唱される世の中なのですから(笑)。

まあ、一歩家を出て、急ぐと、ろくなことがありません(家の中でもそうですが)。怪我や介護事故につながります。

そうそう、ホームヘルパーで担当させていただいている、別の利用者さんは、すごくせっかちなのです。

・・というか、ご自分は全てを大変のんびりされる方なのですが、ホームヘルパーが仕事をゆっくりするのが許せないようなのです。

例えば、外出する際、一歩家を出たと途端に、全てをせかすのです。

どういうことかと言うと、例えばスーパーに急いで買物に行って帰らなければいけなかったとしましょう。

自分の準備は、予定していた時間の倍以上かかっても、玄関先で車椅子に乗った途端に、「急げー!!!あんたがトロイから時間がかかるんだ!!」と怒鳴るわけです(笑)。

つまり、どれだけ自分に時間がかかってしまったとしても、自分が車椅子に乗る、つまり、「バトンを渡したと途端に」ヘルパーに責任が移る、という考えのようです。

車椅子に乗ったと途端に、遅刻はヘルパーのせいだ、となるわけです。

その罵倒にビックリして本当に急いで車椅子を押しながら走ったりなどしたら事故につながります。

だから、どれだけ怒鳴られても、やじられても、安全に車椅子を走行させなければならないのです。

・・・あれは、毎回辛い。

・・・というようなことがありますので、この方がゆっくりと動かれるのは、
その姿を見ているだけでほっとする私なのです。

ゆっくりしていただいていて、いいのですが・・。

移動に関して用意されている時間はぎりぎり。

・・仕事とは過酷なものなのです(笑)。

道に迷うと目的地に遅刻。
失敗は許されないのです。

なので、今、他の仕事の帰り道にそこを通って練習しているところです。ちょっと複雑な道なので。

こんな小さなことでも、仕事の時は、道がよく分からない、なんて絶対言ってはいけないのです。大切な命を預かる仕事です。まだまだ練習します。


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