私はガイドヘルパーとして働いています。ここでは、ガイドヘルパーという仕事について説明してみようと思います。
※2013年4月からホームヘルパー2級は「介護職初任者研修」へと変わりました→ホームヘルパーになるには
何故、ガイドヘルパーの資格が必要なのか?
みなさんもご存知のように、ホームヘルパー(訪問介護員)2級の資格は、介護保険法における資格です。
ガイドヘルパーというのは、支援費制度上の仕事です。制度が違います。そのため、ホームヘルパー(訪問介護員)2級の資格だけでは、全身性障がい者、視覚障がい者、知的障がい者の方々の、ガイドヘルパー(移動介助)の仕事が出来ないのです。
ガイドヘルパー研修期間(最低基準)
全身障害者ガイドヘルパー研修:16時間
視覚障害者ガイドヘルパー研修:20時間
知的障害者ガイドヘルパー研修:19時間※1
※1に関しては、ホームヘルパー2級の資格があれば、行うことが出来る業務です。
ガイドヘルパー(移動介護従事者)の役割
視覚障がい者や、車椅子利用者、知的障がい者が外出する際に、歩行や車いすの介助を安全面に留意しながら行い、地域社会での自立した生活と社会参加を支援する大切な役割を担っています。
名称の変更
2003年4月の支援費制度のスタートに伴い、従来の「ガイドヘルパー」という表現から、「移動介護従業者」に変更となりました。
ガイドヘルパーとは、一般的に、以上の様に説明されています。
要は、
・視覚障がい者の方
・全身性障害者の方
・知的障がい者の方
の外出援助をする仕事ということです。
それぞれの障がい者の方と外出するためには、ガイドヘルパーの資格が必要です。
しかし、上に書いた様に、知的障がい者の方の移動介助、日常生活支援に関しては、ホームヘルパー2級の資格があれば、それだけで業務を行うことができます。
ガイドヘルパー講習会の受講者募集を見かけた方はお分かりになるかもしれませんが、知的障がい者の方のガイドヘルパー講習の募集が比較的少ないのは、ホームヘルパー2級の資格があれば、知的障がい者の方のガイドヘルパーができるからです。
ガイドヘルパー資格だけでも稼動はできますが、ホームヘルパー2級の資格がなければ、今時は、まずヘルパーステーションがやとってくれないのではないかと思いますので、まずはホームヘルパー2級を取り、それから(またはとりながら)ガイドヘルパー資格を取りに行くことをおすすめします。その後、介護福祉士の資格も取りました→介護福祉士試験に合格したい ステップアップして行きたいものですね。
「安全に外出する」というのが何より重要なことだと思います。
行動に重みがあります。・・失敗もありました。大事に至ることはなかったですが。それに、自分が気をつけていても、目の前から、前もろくに見ずに運転してくる自転車が突っ込んできたこともありましたから・・(涙)。
外出援助の際は、「慎重に」「とにかくあわてない」っていうのがポイントかと、私は思います。いやー、これまで、もう、色々ありましたので(涙)。ぼちぼち、このサイトで書こうと思いますけどネ。
・・・事故無しでここまでこれてよかったなと思う今日この頃・・・(しみじみ)。
ガイドヘルパーの講座の期間について、最近は数日〜約一週間で行われるものが多いようです。
ガイドヘルパーの資格を取得するための講座は、
介護の世界で働きたい方は介護・医療資格のシカトル
で探すことができます(トップページ「ガイドヘルパー(障害者ヘルパー)講座というところから」)。
私が行った講座については、
・ガイドヘルパー養成研修について(その1)
・ガイドヘルパー養成研修についてその2
ま実際私が今行っているイドヘルパーでの外出援助の内容について
・ガイドヘルパーお出かけ日記
そしてホームヘルパーの仕事も含めた日々の訪問介護の仕事の内容全てに関してまとめています。→ホームヘルパーとガイドヘルパーに挑戦中!トップページ
よかったらご覧下さい。
|